pixivで面白い小説があったので・・・・シナリオ分析。
ゲームの企画書や・シナリオ製作の参考がてらにpixivロゼリアの創作小説(主にリサメイン)を読み漁るのが最近のブームになりつつあります。
今回見つけた小説は「アンドロイドと警部補」という小説。
プレイステーション4やPC版も配信され、東京ゲームショー2017では大きな注目を集めた作品でもある、「Detroit: Become Human」をベースとし、ゲーム登場キャラクターをバンドリのキャラクターに置き換えたものらしい。
ゲームプランナーを目指している自分としては「え、なにこれ面白そう!」どんなのか・・・と思い最新話まで試しに通し読みしたのですがかなり面白そうでしたので。小説の紹介とシナリオ分析をしてみたいと思います。
簡単に登場キャラクターがバンドリ版ではどうなっているのかスライドにまとめましたので、ご参考までに。
— D.Nakamura@未来P(夏コミorISF07サークル参加検討中!) (@miridatchi) November 29, 2018
— D.Nakamura@未来P(夏コミorISF07サークル参加検討中!) (@miridatchi) November 29, 2018
キャラクター割り振り分析・・・・・
コナー役は氷川紗夜。なかなかいいチョイス。クールタイプなのでコナーとも性格が似ているのでよい割り当て。
ハンク役は湊友希那。紗夜との組み合わせなのでこの役にハマる。雰囲気としては最初の頃の感じで読むと読みやすいだろう。
ゲーム内で登場する警官役は二人。
リサは序盤は刑事役。序盤の刑事役では雰囲気はゲーム版とは多少異なるものの、界隈違和感がないので最初の配役としては良い。ただ中盤はあこと同様のモブ警官役なのは多少残念。
宇田川あこはモブ警官役。
あこが警官役としてはいい仕事を果たしている。
そして今回注目なのがまさかの・・・・アラン役、美竹蘭というチョイス。
この人選は正直驚いた。
まさかの蘭登場に思わず「え!?」となったのだか、蘭のキャラクター性がアランと性格が合うので、なるほど!!とあとあと納得した。
湊との衝突も上手く表現されているので、ドラマ性をとってもなかなか素晴らしいと思った。
そして、アマンダ役・・・・白鷺千聖!
これは彼女にぴったりの役回りで素晴らしい。ただ後半でのシーンでどう表現するのかが気になる。
そして他のメンバーがどの役で登場するのか私としては気になる。
さて、ここからはざっと簡単なシナリオ分析。
小説の始まりは「サヨ」と湊警部補が初めてバーで出会うところからスタート。
ゲームとの差別化を狙うため、時系列変えて別作品であることを読み手に感じさせる。
個人的には序盤のコナー初登場シーンも「サヨ」版も見てみたいところではあるが、それではゲームと同じ流れになってしまい、刑事編としてはやりにくいのだろう。
小説での喋り方は、原作通りの喋り方に近いと感じる。
(リサは少し本編とは少しズレがある。だかそれもそれで面白い。)
一方で、小説ストーリにも本編とは違ったストーリが展開されている。
ゲーム本編では、ハンク自身が運転して現場まで向かうのだか、小説では「サヨ」が運転し現場へ。
ここがゲームとの違い。
運転の設定として粗めの運転・・・・紗夜が免許とったらやりそうなのを想像し、反映させたのでしょう。
物語の設定通りであればあの車で向かったのでしょうか。
一話ぶんのみの解説ですが、2話以降はぜひ読んでみてはどうでしょうか。
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